講師プロフィール

業界のプロが皆様にわかりやすく丁寧に解説します。

立松 進 氏

立松 進

株式会社 タテマツ 代表取締役/日本革類卸売事業協同組合 理事長
株式会社 タテマツ
https://www.asakusaleather.jp/aboutus/ ≫

プロフィール

 株式会社 タテマツは1885年(明治18年)に、立松進の曽祖父が創業した高松商店の歴史を継承している老舗皮革問屋で、日本人らしい美意識を追及した皮革をプロデュースしている。
 四代目となる現社長の立松進は、コードウェイナーズ・テクニカル・カレッジ(現ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション)に日本人初の生徒として入学し、エマ・ホープなどと席を並べて靴作りのデザイン等を学んだ経歴を持つ。

レザーソムリエ資格取得の推薦

 皮革講座Basic(初級)では、日本における皮革産業の歴史と製造過程を座学で学びます。また実習では、長年扱ってきたその道のプロから、様々な仕上げ方法や原料皮の違いがある皮革素材を学んでいきます。特に、ショップ等で革製品を扱っているが皮革の原反は触れたことのない方、レザークラフトを始めた初心者、皮革販売業に初めて就職した方などを講座のターゲットとしています。
 皮革講座Professional(中級)は初級をより深化した形で講座を構成しています。皮革販売を行う方や、革製品の製造・販売をする方が素材についての知識を習得できる、プロフェッショナル向けの講座です。さらに度々繰り返されるマスコミなどからの皮革素材の誤解や風評に対して、正しい知識を得ることによって対処する方法などの習得も目指しています。
岩﨑 久芳 氏

岩﨑 久芳

Dream Leather CEO

プロフィール

 1929年創業の皮革販売問屋である株式会社ストック小島に1971年に入社。以来、50年にわたって営業職を中心に取締役まで歴任。2021年3月末任期満了により退任。
 日本革類卸売事業協同組合では副理事長、レザーソムリエ委員、国産皮革活用促進事業検討委員、皮革用語辞典委員を歴任。三越伊勢丹にて約20年にわたり百貨店販売員研修を行う。「皮革(かわ)と革製品の知識」テキストを企画。

レザーソムリエ資格取得の推薦

 本当に良い革とは?鞣(なめ)し、仕上げで革の個性が打ち出せる、最高のマテリアル(素材)と言われる皮革の機能性や、奥深さをレザーソムリエは追求します。
 レザーソムリエ資格を取得する事により、自信を持って多くの人々に天然皮革の良さを伝えられます。革の持つ魅力を深く理解し愛着を持って接する事で、きっと物作りが楽しくなるはずです。
大石 康男 氏

大石 康男

オオイシ商店 代表取締役社長

プロフィール

 山羊(goat、kid)、羊(sheep、lamb)仔牛(calf)など小判革を製造するタンナーの三共キール株式会社の営業として約35年間従事。その後、仔牛革専門(calf、kip)全般のタンナー帝国化成直営のヨネヤ産業株式会社の営業を約6年間、エナメル製造の株式会社 上忠東京営業所にて管理・営業を約8年間務める。
 その後、kipエナメルや小判革(soft kid、sheep、防水ラム)などを販売するオオイシ商店を設立し、現在に至る。

レザーソムリエ資格取得の推薦

 天然皮革の「皮から革へ」に始まり、長い時間をかけて培われた技術と経験から、あらゆる革製品が作られてきました。
 革に関わる人や、革に興味のある一般の人たちが革に関する知識を得るための皮革講座では、学んだ知識をもって自分自身を高めることができます。
 初級から中級へとレザーソムリエ資格を取得することは、革製品づくりの企画・開発に幅広く役立ちます。また、講座で学んだ知識をもって、革製品を求める消費者に対し、革の良さやより長く愛用するためのお手入れのアドバイスができます。消費者が一層愛着を持ち、求める人たちが多くなれば、皮革業界の発展に経済的にも貢献できるでしょう。
片岡 孝之 氏

片岡 孝之

株式会社 片岡商店 代表取締役

プロフィール

 1990年(平成2年)に明治学院大学を卒業後、会計業務を経て、株式会社 片岡商店に1990年入社。

 株式会社 片岡商店
 片岡孝之の祖父が皮革卸問屋に勤めていたことから、1966年(昭和21年)創業。畜産種・エキゾチック・爬虫類等 外洋商材を中心に廃棄ロスに考慮した革作りに取り組んでいる。

沿革:
1946年(昭和21年)創業、1948年(昭和23年)(有)片岡商店 設立
1974年(昭和49年)株式会社へ組織変更

加盟団体:
日本革類卸売事業協同組合、全日本爬虫類皮革産業協同組合 等

登録:
IUCN.-SSC.-CSG.(2021‐2025)
川北 芳弘 氏

川北 芳弘

株式会社 川善商店 代表取締役
株式会社 川善商店/Kawazen Leather
https://kawazen.co.jp ≫

プロフィール

 川善商店代表取締役。1975年生まれ。大学を卒業後、東京の出版社、グラフィックプロダクション、広告代理店などを経て、2007年より川善商店を継ぎ、現在に至る。

 株式会社 川善商店/Kawazen Leather
 名古屋本社、東京両国ショールーム、姫路工場を持つ、1930年創業の天然皮革製造卸会社。
 家具、アパレル、バッグ、カバン、靴など多岐にわたるジャンルの革をプロデュースしており、特に家具用革においては日本随一の知見を持ち販売シェアNo.1を誇る。
吉比 浩 氏

吉比 浩

吉比産業株式会社 代表取締役社長
吉比産業株式会社
http://www.kibi-1882.co.jp ≫

プロフィール

 吉比産業株式会社は明治15年(1882年)に大阪心斎橋筋安土町に本格的な革商人として「吉比為商店」として創業。昭和11年(1936年)には株式会社に組織変更、昭和18年(1943年)吉比産業株式会社に社名変更。平成24年(2012年)に創業130周年を迎える。
 日本皮革産業連合会事業において皮革製品販売員研修講師、レザーソムリエ事業においては皮革講座講師などを担当している。
塩田 和也 氏

塩田 和也

株式会社 山陽 常務取締役
株式会社 山陽
https://sanyotan.co.jp ≫

プロフィール

 大学で畜産学を学び、1990年に株式会社 山陽に入社して以降、主に革の仕上げ部門に携わり、商品開発及び生産管理を担当。現在、常務取締役として、皮革製造の全体管理や営業と同行しお客様のご要望や問題を解決するために日々活動している。
 また、工場の持続的な運営をするためにSDGsを意識した工場の改善、LWG(レザーワーキンググループ)の取得に向けた工場管理体制の構築も行っている。

株式会社 山陽
 1911年(明治44年)に創業し、原皮から一貫生産のできる日本でも有数の工場をもつ。

レザーソムリエ資格取得の推薦

 革は太古の昔から身近にあり、人類の発展とともに様々な革が作られてきました。あまりにも身近にありすぎて、それらの価値を見逃してしまっています。  レザーソムリエに求められるものは、それらの価値を世の中に広めることです。レザーソムリエ資格を取得すると革と人のつながりを理解することができ、いただいた動物の命を商品にして蘇らせることで、革を使ったものづくりができることへの感謝の気持ちが芽生えます。また、それらをお客様にお伝えすることで、お買い上げいただいたものへ愛着が湧くと思います。
 革は生き物なのでメリット・デメリットがあります。革の特徴やそれらについての知識を持って商品を販売することでお客様からのご質問やお手入れ方法にお応えすることができ、クレームを減らすことが可能になります。
 レザーソムリエの資格を取得して革の魅力を世の中に伝えてください。
静 孝一郎 氏

静 孝一郎

一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会 副理事長
株式会社 アールアンドデー 代表取締役
一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会
https://jlpma.net ≫
株式会社 アールアンドデー
https://www.randd.co.jp ≫

プロフィール

 1992年株式会社 アールアンドデー入社、2009年同社 代表取締役就任。
 入社以来、大手百貨店やセレクトショップ、靴、バッグ専門店などで皮革製品のケア関係の営業、販売などを行いながら、販売員様向けのセミナーも幅広く開催。学校法人 文化服装学院の特別講師も務めている。著書に「靴磨きの教科書」(毎日新聞出版)がある。
 一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会の立上げに携わり現職の副理事長。同協会では、会員向けのセミナーや、ケアマイスター検定の資格検定制度を行っている。また、同協会にて「靴磨き選手権大会」を主催するなど皮革製品業界の活性化に寄与している。

レザーソムリエ資格取得の推薦

 天然皮革の最大の強みは、使い込むほどに経年変化する美しさと、繊維が作りだすその強度にあります。お手入れをしながら使用していれば天然皮革は劣化するどころか、エイジングしながら育っていく素晴らしい素材です。また、長く使えることで地球環境にもやさしい=SDGsな活動ということにもなります。ぜひレザーソムリエ資格を取得して、天然皮革の素晴らしさや魅力、革を育てる楽しさを世の中に発信してください。
鈴木 敏明 氏

鈴木 敏明

相川商事株式会社 代表取締役社長
相川商事株式会社
https://www.aikawa-shoji.co.jp ≫

プロフィール

 1992年、相川商事株式会社に入社。2007年、同社役員となる。営業歴30年。
 国内の革はもちろんイタリアを中心に海外の革を毎日のように手で触り、常に新しい革の開発を国内外問わず行う。革の知識を若い頃から姫路のタンナーの重鎮の方々から学ぶ。
相川商事株式会社
 1969年に創業。1979年に株式会社となる。2003年にはイタリア駐在事務所を設立。2011年、姫路に自社工場(タンナー)を設立。

レザーソムリエ資格取得の推薦

 レザーソムリエは皮革業界の方はもちろんのこと、趣味で革製品を作られている方々に非常におすすめできる資格だと思います。
 皮革は、皮から革へ変わり、靴・ハンドバッグ・財布・家具等いろいろな用途に使用される素材です。革の種類や、用途によっての鞣し方法、仕上げ方法を学ぶことは、オーバーな表現ですが無限に近いと思います。
そんな奥が深い素材の資格を持つことは非常に価値があるものになります。
田邉 忠次 氏

田邉 忠次

全日本爬虫類皮革産業協同組合 顧問

プロフィール

 1972年大学卒業後、エキゾチックレザー、特にワニ革・オーストリッチ革を中心に取り扱う堀内貿易株式会社に入社。
 長年に渡り海外からの原皮仕入れ、仕上げ革販売に携わる。

2010 - 2020年 同社代表取締役社長、その後相談役。2022年退社。
2013 - 2021年 全日本爬虫類皮革産業協同組合 理事長。現在顧問。
2014 - 2022年 一般社団法人 日本皮革産業連合会 副会長。現在顧問。

レザーソムリエ資格取得の推薦

 皮革講座の受講を通して、原皮から仕上がり革までの知識を深められます。多くの見本革を直に見て、触れることにより、普段では得られない貴重な知識を得ることができます。
 また、レザーソムリエ資格試験公式テキスト Basic(初級)編では皮革製品についての知識も得られます。レザーソムリエ資格を取得することにより、自信を持ってレザー関係の活動ができますので、資格の取得を推奨いたします。
藤田 晃成 氏

藤田 晃成

株式会社 丸喜 取締役社長
株式会社 丸喜
https://marukileather.jp ≫

プロフィール

 公職として東京都産業労働局東京都素材開発支援事業講演講師および素材展示プロモーション、一般社団法人日本流行色協会ファッショングッズ専門委員、学校法人 文化服装学院特別講師、日本革類卸売事業協同組合レザーソムリエ検討委員会委員、レザーソムリエ初級編講師をいずれも現役兼務中。
 その他、大手百貨店、専門店、靴製造メーカー、バッグ製造メーカー、小売店販売員、同業者、学校など各関係に向けたセミナー講師を務めている。また、大手コーヒーチェーン店やデザイナーズホテルの基幹店舗の内装材として皮革の汎用性を広げていく活動を歴任。異色で美容師国家資格あり。
村木 塁 氏

村木 塁

請負職人・革屋勤務・ブロガー
ブログ「本日は革日和♪」
https://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/ ≫

プロフィール

 1926年創業の革屋「レザークラフトフェニックス」で14年ほど勤務。その他、革の作り手向けのイベント「本日は革日和♪」主宰や、日本皮革産業連合会における学生研修講師など活躍の場を多岐に広げている。
 請負の職人でもあり、革素材・財布・鞄・靴から工具や技術など、革業界の知識を相手に合わせて分かりやすく解説する。
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