株式会社リーガルコーポレーションは明治時代の軍靴製造をルーツに持ち、120年余に渡って日本の革靴づくりを牽引してきた。そのものづくりの歴史と哲学について、靴職人としてキャリアを築いてきた生産管理部部長・石原邦生さん(左)と営業や商品企画に携わってきたコミュニケーションデザイン部部長・小池武弘さん(右)に話を聞いた。
10代の頃から皮革業界に携わってきた西牧正晴さん。発信者と制作者の間を行き来しつつ、さまざまな側面から業界をサポートしている。その際に役立っているのが、レザーソムリエBasic(初級)の資格。プロフェッショナルとしての証を活かし、多くの取引先から信用を得ている。
土屋鞄製造所(以下:土屋鞄)のQC(Quality Control=品質管理)チームで働く原田大さん。レザーソムリエ初級を取得する過程で革への理解がさらに深まり、その知識を品質基準の制定などに活かしている。今後、中級へのチャレンジを視野に入れている原田さんに話を伺った。
革を取り扱うプロを目指すレザーソムリエ。資格取得に際して始点となるのは、革素材の特性を知ることだ。講師のひとりである川北芳弘さんは、「Thinking Leather Action(TLA)」の座長として、革がサステナブルな素材であることを発信し続けている。
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レザーソムリエの資格取得は、ゴールではない。大切なのは、レザーソムリエになることで、より革のある暮らしを楽しむことだ。土屋鞄製造所(以下:土屋鞄)でランドセル事業の広報を務める高橋夏生さんは、レザーソムリエの資格を得ることで、発信面で大きな効果があったと話す。
シンプルかつ洗練されたデザインと確かな職人技で老若男女から愛されているレザーブランド・土屋鞄製造所(以下:土屋鞄)。その人気の一端は上質なものづくりだけでなく、ホスピタリティにあふれた接客にもある。土屋鞄日本橋店の販売員・小島健志郎さんを貫くのは、土屋鞄と革への愛情、そしてレザーソムリエとしての矜持だ。
日々商品が生み出されるのは、山崎美穂さんの自宅兼アトリエだ。経営者でもある彼女がたどってきた、波乱万丈のものづくり人生に迫る。
創業100年を超える、シューケア製品メーカーの老舗「コロンブス」でメンテナンスの極意、また靴磨きの歴史について聞いた。
創業から三〇四年にわたり刷毛、刷子をつくり続ける「江戸屋」。その職人気質な商売哲学と、究極の靴ブラシの秘密に迫る。
レザーソムリエニュースは、定期的に発行しています。 資格習得に向けてご参考ください。